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●きゅうで使うもぐさ

もぐさはよもぎを加工したもので、「燃え草」がその語源です。
摘み取ったよもぎを十分乾燥し、石臼で引いた後、茎や葉脈、その他の夾雑物を取り除いて作ります。
その作業を何度も繰り返し、柔らかなよもぎの葉の裏の毛を集めたものがもぐさとなります。

写真は左から当院でよく使うもぐさ・手にきゅうをしている図・温きゅう器です。

もぐさは用途に応じ、いろいろな形に加工されます。
たとえば、筒状の紙に巻いたり、棒状に固められたりと様々です。
もぐさの燃焼温度は他のものに比べてかなり低く、大きさにもよりますが、約摂氏70から100度程度です。
この様に燃焼温度が低く、やけどが軽くすむと言うのも、もぐさが灸治療に多く用いられる理由の一つです。

畠中鍼灸院 〒640-8314 和歌山市神前285-16 電話073-472-7872