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●きゅう治療とは

ヨモギで作ったもぐさを、経絡(つぼの筋)上の経穴(つぼ)に置き、これを燃焼させて適当な熱刺激を与え、体の違和感を除き、自然治癒力を促進させ、病気を治す治療です。
きゅう治療は、「やいと」ともいい、はり治療とともに、東洋医学の重要な物理療法の一つです。

●灸治療の種類

灸治療を大別すると、有痕灸と無痕灸とに分かれます。
(1)有痕きゅうは、皮膚に直接もぐさを置き、燃焼させ、小さなやけどを起こすおきゅうです。
(2)無痕きゅうには、知熱きゅうと間接きゅうとがあり、原則としてやけどを起こさないおきゅうです。
知熱きゅうは、人差指の頭くらいのもぐさを使い、熱さを感じたらもぐさを取り除くおきゅうです。
間接きゅうは、皮膚ともぐさの間に、薄く切ったショウガやニンニクなど、または塩やみそ・水などに浸した紙などを介して行うおきゅうです。
また、皮膚にちょうどここちよい温度を持続的に作用させられるように作られた、特殊な器具(温灸器)を用いる場合もあります。

●きゅう治療の適応

きゅう治療の適応範囲は広く、とくに慢性の頭痛・神経痛・リウマチ・胃腸病・婦人科疾患・呼吸器疾患等に効果があります。

畠中鍼灸院 〒640-8314 和歌山市神前285-16 電話073-472-7872